魔女は現代にも存在する!職業「魔女」のお仕事とは?

秤やビンが並ぶ魔女の薬棚の写真

魔女はファンタジーの中の存在ではなく、現代にも実在する

現代の私たちにとって、魔女はファンタジーや空想の中の存在。

黒いとんがり帽子にマントを付けて、手には杖を持っている…そんな魔女の姿が思い浮かびますよね。

でも、魔女は現代にも実在します!

現代の魔女とはどんな存在なのか、どんなことを生業として暮らしているのか?

職業「魔女」のお仕事内容に迫ります。

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国民の70%が魔女の力を信じる国、ルーマニア

職業としての魔女が現在も存在していることで有名なのは、イギリスやドイツ、ルーマニアやハンガリーなどの東欧の一部の国々。

特にルーマニアは、魔女文化が深く根付いた国であり、ルーマニア国民の70%が「魔女の力を信じる」と回答。ルーマニア国内には今も数千人の職業魔女がいると言われています。

2011年には、魔女という職業が国の認可制になったことが日本でも報道され、一部で話題になりました。スピ系女子なら、チェックしていた人も多いかもしれませんね。

なんと、魔女の予言が外れた場合には罰金や禁錮などの罰則もあるそう。これを国が定めているのですから、ルーマニアでいかに魔女が身近な存在であるかがうかがえますよね。

ルーマニアでは魔女の収入に課税する、魔女税なる税金の導入も提案されましたが、結局見送られました。

課税法案の提出時には、魔女税に反対する一部の魔女たちが、呪いで対抗したというニュースも流れました。

法案が見送られた背景は手続きの煩雑さゆえということですが、結果的に魔女税がなくなったということは、やっぱり呪いの効果…!?

ハリーポッターの国、イギリスの魔女

ハリーポッターを生んだ国イギリスには、ウィッチクラフト(Witchcraft)と呼ばれる魔女術や、ウィッカ(Wicca)と呼ばれる魔女たちの宗教が存在します。

イギリスの国勢調査によると、魔女を名乗る職業魔女は、現在でもイギリス国内に7000人以上存在するとか。

日本のテレビ局がイギリス人への街頭インタビューを行ったところ、半数以上の人が「魔法使いは実在する」と回答。魔女文化が根付いていることを窺わせました。

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ドイツのヴァルプルギスの夜と薬草魔女

ドイツも数多くの魔女伝説が残る国です。

有名なのは、ハルツ地方のブロッケン山で行われる魔女の集会、ヴァルプルギスの夜(日本語記述ではワルプルギスの夜、とも)。

ドイツ語でWalpurgisnacht(ヴァルプルギスナハト)あるいはHexcennacht(ヘクセンナハト)と呼ばれています。

ヴァルプルギスの夜とは、年に1度、4月30日の日没に集った魔女たちが催す、飲めや歌えの大宴会。もとは春を祝う行事であったと言われています。

現在ではハロウィーンの仮装パーティーにも似たお祭りになっており、ドイツ各地から集まった人々が魔女に扮してお祭を楽しみます。

また、ハーブセラピーの本場であるドイツでは、今でもハーブセラピストが薬草魔女を名乗ることがあります。

彼女たちはハーブの効果効能に精通し、健康に役立つハーブを調合したり、料理に活用してレストランを開いたりしています。

日本にあるもので例えると、漢方や薬膳の専門家に近いかもしれませんね。

現代の魔女のお仕事内容とは?

日本の忍者や侍と違って、現代でも意外とたくさんの国に実在している、職業魔女たち。

彼女たちは何を生業にしているんでしょうか?

魔女のお仕事は、簡単に言えば人の悩みを解決すること。その悩みは心の問題であることもあれば、体の問題であることもあります。

話を聞いてアドバイスをしたり、問題解決に必要な儀式を行ったり、時には薬草を調合したり…

魔女のお仕事内容をまとめるならば、占い師+カウンセラー+薬剤師、というところでしょう。

魔女狩りの歴史やファンタジー世界での魔女の扱いのせいで、悪魔との関わりや黒魔術などの怖い側面ばかりが強調されがちですが、実際の魔女の姿は、決して怖いものではありません。

物知りな地域の相談役という点では、昔の日本の住職さんやお医者さんなどは、西洋の魔女に近い存在だったかもしれませんね。